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【YahooのSSL化】検索キーワードの解析で変わる事と変わらない事について考えてみた。

   

こんばんわ。白ベル管理人です。

Yahooが18日より段階的に進めるSSL化。私にはまだSSL化を確認できないのですが、URLをhttpsにすると確認できますね。

アクセス数が多いサイトだと「search.yahoo.co.jp / referral」が確認できるのではないでしょうか?

案外知らないとYahooニュースにでも取り上げられたのか!?って思ってしまいますよね。

さて、ついにYahooのSSL化も起こり、検索キーワード(検索クエリ)の取得が難しくなりました。

今日はGoogleとYahooのSSLにより「(not provided)」について解析手法がどう変わるのかについて考えてみました。

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そもそもYahooのSSL化?っという人のために

今、YahooのSSL化が騒がれているので、SSL化によって検索キーワードの取得ができなくなるからです。

Googleは2010年頃からSSL化が始まっていて、検索キーワードは取れなくなっていました。海外ではGoogleのシェアが90%を超える国もあり、SSL化により検索キーワードは大きなニュースでした。

しかし、日本ではYahooのシェアが50%以上あったので、Googleからの検索キーワードが取れなくても海外に比べて影響は少なかったです。

Googleからの検索キーワードが取得できなくてもYahooから取得できるために、Googleからの検索キーワードもYahooの検索キーワードと同様のものであると推測することで対応することができました。

さらに、Yahooの検索キーワードだけでも十分な量が確保できていたために、問題なく検索キーワードの解析をすることができました。

しかし、2015年8月18日からのYahooのSSL化により日本でも検索キーワードが取得できなくなり、ユーザーが自分のサイトにどのキーワードで来たかがわからなくなりました。

また、YahooのSSL化によるその他の影響に関してはアユダンテさんの記事がとても細部まで書かれていますので、そちらを確認ください。(→Yahooの検索結果がSSL化したことによるGoogleアナリティクスの現状とこれから

検索キーワード・検索クエリの従来の解析手法

GoogleとYahooのSSL化によって検索キーワードが取得できなくなった今。じゃあ、検索キーワードが取得できたときはどうやっていたのかを知ってもらえると、SSL化によって何が変わるのか説明しやすいので記載します。

ビックキーワードでの集客確認

例えばお酒のネット販売をしているとします。すると、集客で考えるキーワードは「お酒」や「お酒 販売」「酒 配達」といったビックキーワードではないでしょうか。

タイトルタグやhタグの見出しタグに上のビックキーワードを入れて、そのキーワードで集客できているか、また、どれくらい集客できているのか確認していました。

ほとんどが狙ったキーワード通りに集客できるので、改善や解析というよりも確認という感じです。(もちろん同じキーワードで競合が多ければその限りではありません。)

有意義なスモールキーワード・ロングテールキーワードの発見

上であげたお酒のネット販売を続けて例にとっていきます。

お酒の商品ページに、趣味でそのお酒に合う酒の肴を記載していたとします。

すると、検索キーワードに「獺祭 つまみ」「森伊蔵 肴 何が合う」などのスモールキーワードやロングテールキーワードが有り、そのスモールキーワードで来たユーザーはサイトでの滞在時間が長く、ページビュー数も多く、さらに商品の購買率(トランザクション率)も高いという傾向が解析するとわかったとします。

さらに、あなたのウェブサイトには酒の肴に関するコンテンツが一切無いとすると、新しく酒の肴のコンテンツや「枝豆に合う日本酒ランキング」などのコンテンツを作ることでより多くのユーザーを自身のウェブサイトに呼び込むことができるようになります。

他にも、お酒のネット販売ですが、同時に枝豆や餃子、キムチやチーズなどの酒の肴を販売(クロスセル)することで一人当たりの購買金額も上がり売り上げを伸ばせます。

非常に大雑把ですが、従来のキーワードの解析手法をまとめると上のようになります。

検索キーワードが取得できないことで変わらないこと

まず、検索キーワードを取得することはできませんし、何をやっても取得することはできなので、足掻いても無駄です。

しかし、検索キーワードが取得できないからといってキーワードに関する全て業務が無くなるわけではなく、むしろビックキーワードの集客確認スモールキーワード・ロングテールキーワードの発見はSSL化しても変わらないことだと思います。

もちろん、それを行うための手法は変わっていきますが、ウェブ解析の上流過程の部分はSSL化しても特に大きな変更は無いと言ってもいいと思います。

ネット界隈での有名な方が全く焦っていないのはアクセス解析の本質は一切変わらないからだと私は思います。

検索キーワードが取得できないことで変わること

さて、ビックキーワードの集客確認とスモールキーワード・ロングテールキーワードの発見について、それぞれの手法がどう変更されるのか説明します。

ビックキーワードの集客確認

検索キーワードが取得できないのでランディングページで判断することになると思います。

SSL化までに、SEOなど「どのようにすれば狙いたいキーワードで集客できるか」については、非常に研究されました。

その結果、狙ったキーワードでの集客するノウハウはたまりました。

これにより、ランディングページのセッション数を確認することにより、狙ったキーワードでの集客が確認できるようになります。

一般的なノウハウとしては、「タイトルタグや見出しタグに入れる」や「内部リンクは狙ったキーワードをアンカーリンクに指定する」などは多くの方がやられていることだと思います。

他には、ウェブサイトの設計段階でのキーワードマップコンテンツを作る際の関連キーワードや検索における一般的なキーワードの調査しキーワードを決定するなどがあります。

また、検索キーワードが取れない取れないっと散々言っておきながら、ビックキーワードならGoogle search console(以下:サチコ)で確認できると思います。商品数が多すぎるところは1000以内(※1)に収まらないかもしれませんが、通常のサイトであれば1000で十分です。(※1:Google search consoleのキーワードの取得上限は1000です。)

スモールキーワード・ロングテールキーワードの発見

おそらく、SSL化によって最も変化する部分だと言っても過言ではないと思っています。

通常、スモールキーワードの発見は、そのキーワードでのセッション数が少なく、かつ、滞在時間が長いやコンバージョン数が多いなどで判断しますが、SSL化によって、この方法は使えません。

サチコさんとGoogle Analytics(以下:GA)連携しても、上の手法は使えません。

では、どうなるかというと、キーポイントはヒートマップです。(ヒートマップとはクリック回数が多いところや閲覧が多いところを赤く表示して、クリック数が少ない部分や読み飛ばされたところを青く表示するやつです。詳しくはhttps://www.ptengine.jp/casestudies/index.htmlより確認ください。)

例えば、このような見出し構造の記事を書いたとします。

h1:森伊蔵
h2:森伊蔵の歴史
h2:森伊蔵のこだわりポイント
h3:職人による手作業
h3:精査を重ねた良質な原材料
h2:森伊蔵に合う酒の肴の作り方
h3:魚介編
h3:肉編
h3:野菜編

そして、ヒートマップを確認すると歴史やこだわりポイントは読み飛ばされているが、酒の肴の作り方に関しては、ページの下の方にあるにもかかわらず、よく読まれている事が把握できたとします。

そして、酒の肴の作り方コンテンツがよく読まれているページほど、コンバージョン率がいいとします。

そしたら、酒の肴の作り方のコンテンツにニーズがあることがわかるので、その部分で使われているキーワードを精査することで、スモールキーワードを発見します。

おそらくGAでやってた時の数倍以上が時間と労力と知識が必要になったと思います。

まとめ

まとめです。

SSL化しても変わらないことはたくさんあって、当たり前ですが、解析の概念部分は一切変更はありません。

一方でSSL化で検索キーワードが取れないことにより変わることもあり、今まで直接わかっていたことが、アクセス解析を行う人を通して間接的に把握や推測することが多くなったと思います。

そのため、アクセス解析を行う人はよく考え、よく勉強しなくてはいけなくなったと考えています。

最終的にまとめると、SSL化によって一番変わったことはアクセス解析を末端で行っている人の作業量かもしれません(笑)。

以上!

 - ウェブ関係