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【管理職必見】若者の思考回路と伝え方

      2015/07/17

初めまして白ベル管理人です。
今日はエイジハラスメントで武井咲さんが上司に向かって、「お茶出しが重要な仕事なら課長がやれ」って場面をニュースでみてて周りにいた人が武井咲さんを悪く言っていて、いやいやそうじゃないよ。若者の考え方の思考回路とそれに合わせた伝え方してなければそりゃそうなるでしょ。っと思ったので書きます。ちなみに、私はこのドラマをみてませんので、あしからず。
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自己紹介

まずは、自己紹介しておきます。
年齢は30手前。俗に言うゆとり世代に入る入らないの中途半端な時代の時に学生をしていました。
その後、労働基準監督署が来たら一発で会社終わるなっという某有名企業に就職。その後離職。

自分自身がゆとりの遷移期にいたため、ゆとり世代・さとり世代の考え方と、昔の人間の考え方の両方を理解しているつもりです。さて、自己紹介はこんな程度で、本題です。

今も昔も伝える内容は変わっていない

私の感覚では、昔と今も伝える内容が変わったわけではありません。正直、私も上司からハラスメントに近いことをやられました。

  • 勤務時間が新人なんだから先輩の1.5や2.0倍は当たり前
  • 残業は勉強だから、残業代がでないのは当たり前
  • むしろ勉強代と光熱費代を請求したいぐらいだ
  • お前たちは何もできないクズなんだから、とりあえず先輩を真似して、先輩の倍やれ

とか諸々に。

それが嫌で辞めていく同僚も多かったです。新人の離職率が8割超えていた気がします。私も、結局辞めたので割合を増やしている要因ですね。

ただ、上記に書いたことって結構当たり前だと私は思っていて、分かりきったことを、上からぶつくさと説明されるのが鬱陶しかったことを覚えています。

とりあえず、この内容を誰が読んでいるのかわからないので、上の言葉を訳しておきます。

  • 勤務時間が新人なんだから先輩の1.5や2.0倍は当たり前を訳すと
    私たちはお客様がいて、そのお客様がお金を支払ってくれているから生活ができる。だから、もし、新人がお客様からお金をもらうということは、先輩と同じぐらいの事ができないとお客様に対して大変失礼である。むしろ、君たちが全く知識の無い新人が自分の担当についたら、変えて欲しいと思うはずだ。ただ、君たちは変えて欲しいと思われてはいけない。むしろ、君がいいっと言われるぐらいにならなければいけない。だから、頑張りなさい。お客様のために我々が頑張るのは当たり前である。
  • 残業は勉強だから、残業代がでないのは当たり前を訳すと
    君たちが勉強するということは、君たちが勉強している最中のものをお客様に提供しているというわけだ。考えてみよう。要はお客様を実験台にして、自分が勉強したことを試しているだけだ。ということは、もし私だったら実験台にされた上お金なんて払いたくない。お客から売上があがらないなら、給料は払えるわけがない。そういう気持ちで残業しなさい。
  • むしろ勉強代と光熱費代を請求したいぐらいだを訳すと
    上の言い分と大体一緒。
  • お前たちは何もできないクズなんだから、とりあえず先輩を真似して、先輩の倍やれを訳すと
    君たちが今までいた学校という狭い世界と、社会というどこまでも広い世界では大きく差がある。それは、君たちがこの一年をもって体感することだろう。しかし、この差を感じるには体感するほかない。しかし、我々は君たちが体感し、その差を理解して、危機感を持つまで待ったりはしない。君たちがその差に気づき、学生という立場がいかに楽であったか、責任の無い環境にあったかを理解して、過去の自分はいかに楽をして無責任だったクズだったかを理解する時には一人前の仕事ができる社会人にするつもりだ。君たちが一生懸命仕事をして、社会人として成長していけばいくほど、1年後、1年前の自分がいかに狭いコミュニティで生きていたことがわかるはずだ。

ということなのである。私は理解していたので無駄な怒号は本当に鬱陶しいだけでした。

さて、少し方向を修正して、結局伝えたい内容は今もこれからも変わらないし変わっていないはずです。

ではなぜ、今この状況になっているのかというと、人が変わったわけである。

変化を理解する

「変化を理解する」これができていない人が本当に多い。私は経営者や管理職の方に、「よくわかっているね。なんでわかるの?うちの若い子たちに説明してあげて」っとよく言われました。けど、それって変化を理解していれば、今の世代の子の方が扱いやすいはずです。
その変化とはずばり、

集団から個人

である。

この変化は高度経済成長により、日本という世界が豊かになったためである。例えば、兄弟がいて、兄のお下がりを着るなんていうのは当たり前だった時代は過ぎ、それでは可哀想だからと弟用に新しく物を新調する。一人一人の部屋がある。昔は電話は一台しかないが、今は各個人が持つのは当たり前で2台持ちや3台持ちまでしている人がいる。

これは何かというと、お下がりであったり、居間で勉強するや過ごすというのは、集団で物や空間を共有するという考え方なのに対し、新調や一人1台というのは個人を尊重する考えなのである。

要は、環境が個人を尊重する(される)という考えを植え付けているのである。
帰属意識が薄いという部分や、飲みに行かないというのはこの個人という考え方が強くでているためである。

時代が変化し、個人という考え方を持った人間が生まれやすい環境に変化したということである。その変化を理解しなければならないのだ。

ただ、すべての若者が個人というわけではない。部活動などの場合はチームワークや上級生と下級生の体育会系の流れがあるので、集団という考えを持った若者もいるわけである。

しかし、高学歴という部分を話すと、勉強とは個人プレイになるので個人という考え方をもった若者が高学歴に多いというのは必然なのかもしれない。

さらに、テクノロジーの進化においても、一人でできることを増やし、その結果より個人の考え方を加速させる流れになっている。

伝え方を変える

昔は上司や先輩のいうことは絶対であった。また、上司の命令や先輩の命令は所属している集団の命令であると考えることが多いため、たとえ不満があっても、耐えることが普通だった。なぜなら、自分は個人ではなく、集団の一人だったからである。

しかし、今では集団ではなく個人になるため。その発言は会社という集団の言葉ではなく、あなた個人の言葉と若者は認識するのである。また、私たちがよく使う方法で新人全員にいう場合、誰か一人を人柱にして、全員に理解させるというやり方も、今の若い子たちには、怒られているのは個人で自分ではないという考え方することが多いのである。

集団全体を怒っているつもりだと、今の個人の考え方を持つ若者には一切理解されないのである。

だからよく言われるのは、「今の若い子たちは何を考えているかわからない」という発言になる。

当たり前である。集団に対する言葉は届いていないのだから、反応を求めること自体が間違っているのである。

要は、キャッチボールで明後日の方向に投げているのに、「あいつら取って、投げ返してこないんですよ」っと言っているのと同義なのである。

だからこそ、管理職や経営者が意識するのは個人なのである。

「君たちが頑張って1,000万の利益をあげれば…」というのと
「君たち一人一人が10万ずつわが社に貢献すれば…」である。新人は100名計算である。

どちらが響くだろうか。人によって違うと思うが、8:2、下手する9:1ぐらいの割合で下を選ぶのはないだろうか。

まとめ

私たちが考えることは

集団から個人

これだけである。

個人でできることを見極め、それを与える。そして、その時に重要なことは、それができるのは君だけであると嘘でもいいから伝えることである。

また、どうしても各チームを組む場合はそれとなく、「A君とB君が組むと無敵だね〜」や「A君とB君だと(間を空けて)いいね〜」っと言ってチームを組ませるのが一番いい。

今は、100人の相手に一回で済んだ話が100回しなければいけなくなった。
だから、ネズミ講式に伝えることができる組織体系作りも経営者や管理職に求められる部分となっている。っと私は思う。

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